算命学は古代より中国に伝わる秘蔵の帝王学で、数千年もの間、一子相伝、門外不出として継承され、政治・軍略の要として活用されてきました。

王朝直属の算命学鑑定士は、中国代々の王朝に仕え、いかにしたら、王朝を長らえ、ご子息を後継者として育てていくか、そして、敵国をいつ攻め、自国をどのように守り繁栄させるかが問われていたのです。

ここに算命学が帝王学といわれるゆえんがあります。

算命学は中国において代々の王朝に仕え、王朝が変わっても、次の王朝はその占い師達を自分たちの占い師として採用してきたため、王朝より長い歴史を持っているのです。

しかし、時代によっては野に下り、在野の中でひそかに一子相伝の秘儀として弟子に受け継がれて来ました。

時代は、清国が滅び中華人民共和国になるとき、算命学の道師は初めて算命学の危機を感じ、中国を離れ長崎に亡命されました。

その方が第十二代宗家、呉仁和であり、ここに、中国王朝直属の算命学は、中国を渡って日本に移されたのです。

算命学の技法は、一子相伝の口伝で伝えられた学問です。

私が師匠から算命学を学んび始めたのは、1978年です。

当時、教科書はなく、黒板に技法が書かれ、師匠が話すことばを必死でノートに取ったものです。

その量は膨大なもので、私の手元にあるノートは、とても貴重な私の宝です。

算命学は、故高尾宗家が一人で作り出したものである。

という説がありますが、算命学の16元法等、一人で作り出せるものではありません。

逆に、もし、高尾宗家がお一人で作り出した技法の大系であるとするなら、超人的天才であったと言っても過言ではありません。

私は、故高尾宗家の実兄であられた、同じく他界されていらっしゃる故高尾由紹(ゆうしょう)先生の直弟子のお一人とご縁があり、お付き合いさせていただいております。

その方は、現在もプロとして活躍されている占い業界の先達です。先生から承ったお話を記載させていただきます。

『 高尾由紹先生から、「あの膨大な算命学16元法を弟(宗家高尾義政)が一人で作れるわけがない。

わしは、師匠の呉仁和(算命学12代宗家)の前で、弟と机を並べて算命学を学んだんだから。」

「呉仁和は兄弟弟子がいて、呂先生といい、台湾に亡命した。」

「算命学は、日本に流れた北派算命と、台湾に流れた南派算命がある。」

「南派算命の呂先生の弟子が故西川満氏である。」

と、お話を承りました。 』

という内容です。

私は、先達先人の言い伝えを信じ守り、後継者に伝えていくことが役目であると、考えています。

算命学の技法を一個人に応用すると、その根底にある思想は、一個人の繁栄ではなく、一族の繁栄、一家系の繁栄、子孫繁栄にあります。

それは、目の前の幸せではなく、未来の幸せのために何をなすべきか、いかに生きるべきかを提示する学問であります。

子孫の繁栄、未来の幸せとは「禍のない未来」を創造することにあります。

算命学を習得して世の中を見るとき、世の中の道理、物事の移ろいゆく道理を理解し、人生にあせることなく、”心の幸せ”を得る手段となります。

この”心の幸せ”を得ることが算命学の最終目的であると言っても過言ではありません。

世の中が平和になるために、私達一人ひとりが幸せになる義務があるのです。

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