受講生からの質問
受講生からの質問
合法(支合、半会)も散法(冲動、刑、害)も両方ある人は、先祖の良い因縁(徳)も悪い因縁の両方を受けている、という解釈で良いのでしょうか?
この場合も、中殺・沖動がある場合は、まず親元を離れたり、親の恩恵を受けないようにした方が良いのでしょうか?
質問に対するご返事
第1子が生まれる時、両親の相性が子供の命式に現れます。
両親の結婚の時期が、天中殺の時期であると、宿命中殺の子供が生まれます。
両親の結婚の時期が、冲動の時期であると、宿命冲動の子供が生まれます。
両親の命式間の位相法でも、第1子に位相法が現れて生まれてきます。
第1子が生まれる時
男の子は、父の影響を受けやすく
女の子は、母の影響を受けやすい
です。
第2子が生まれる時、夫婦が仲が良い時に受胎すると、支合、半会の子供が生まれやすく
夫婦仲が悪い時に受胎すると、冲動、刑、害の子供が生まれやすいです。
宿命の消化方法は、散(冲動、中殺)を先に消化し、合法(支合、半会)を後から消化すると良いです。
冲動の命式、親元を離れる
中殺の命式、親の援助を受けずに社会生活を送る
支合、家族の理解を得る
半会、家族と共通の目的を得る
重なる時、鑑定士の手腕の見せ所となります。
相手の家族状況に応じて、アドバイスしますので、
これこれと断定してはいけません。
冲動、中殺が悪い因縁とは限らりません。
支合、半会が良い因縁とは限りません。
物事の気が偏って滞る者は、邪気となり因縁となります。
物事の気がスムースに流れ、正気となれば徳となります。
世のなかで成功している人に、支合半会より、中殺、冲動が多いのは、孤独になって人としての殻を破るからです。
家系を引き継いで、代々家系を守る人は、中殺、冲動がなく、支合、半会があります。
よって、宿命と環境を一致させ、人のために生きる人は、本人の代で成功します。
支合、半会の人が、家系を守ると、子孫に成功者が現れます。
宿命と環境を一致させると、霊等(霊格、人格)が上昇します。
算命学は、世の中で大成功を目指すことではなく、霊等を上昇させることが役目です。
そのことで、直径傍系の子孫に、成功者が現れます。
という考え方をします。
子供がいない場合、自分の考え方、生き様を受け継ぐ人が現れます。
結婚するとき、相手を幸せにしたい。
そして、受胎するとき、相手を幸せにしたい。
そのような想いでいる両親のもとには、子供の命式に、中殺、冲動、支合、半会に関わらず、魂の高い次元の子供が生まれてきます。
このような子供は、親を悟らせようとします。