年運が天中殺で守護神が廻っているときの運気

投稿日時 2006-5-2 22:29

【年運が天中殺で守護神】

　後天運で、大運の天中殺になっている時に守護神がまわっている人は、宿命で守護神天中殺を持っている人の意味と同じように‘自分の意図しないところで成功する’という傾向が天中殺の期間中にあらわれるのでしょうか？

また年運が天中殺で守護神がまわっている人も同じように‘敵に回すと勝てないのでしょうか？

－－【質問に対する解釈】－－

意に反して成功する現象は現れません。

大運、年運を基準に運勢を判断してはいけません。

宿命の特徴を把握しなくてはいけません。

基本は宿命にあるのであって、大運天中殺にあるのではありません。

大運天中殺を基準に運勢を判断して、物事を選択し、あるいはアドバイスすると、大運天中殺の最後において、宿命の条件を消化しなくてはならない運気となり、大きな運気の落ち込みとなってしまいます。

あるいは、禍となることもありえます。

相手が守護神であろうが、なかろうが、自分（あるいは依頼者）の宿命をみて、その人の生き方が宿命の条件を消化しているかどうかがポイントであって、守護神がポイントではない。

ということを、しっかり理解しなくてはなりません。

宿命の条件とは、
・宿命中殺を消化しているか。
・宿命冲動を消化しているか。
・宿命支合、半会を消化しているか。
・宿命中殺、冲動がない場合、家系と縁ある条件を作っているか。
・再建格の場合、再建格の建て直しの生き方をしているか。
・完全格の場合、完全格の創業者的で、理想を目指す生き方をしているか。

これらの条件を満たしているとき、後天運で大運天中殺の守護神が廻るとき、本人の思っている以上の運の良さを発揮する運勢となります。

宿命の条件とは、通信講座、第１期２部（陰占基礎編）の講義を参照下さい。

完全格、再建格は第２期２部（陰占応用編）の講義を参照下さい。

まだ勉強中の方は、第２期２部の受講までお待ち下さい。

天中殺で守護神が回る後天運

注目される運気なので、たとえば、試験に受かる、出世する、などの現象が現れます。

本人が、宿命と環境が一致していない場合、環境と一致していないことで、世の中の注目を集める運気となります。

【結論】

結論として、大運天中殺で守護神が回るからといって、全てにおいて勝てるということは言えません。

宿命の条件が、環境と一致しているときにおいて守護神が稼働し、思いのほか大運天中殺で世の中の注目を集める。

結果として、敵対する相手が自ら転げてしまう現象となり、運の強さが発揮されるのであります。

基本は宿命にあるのであって、大運天中殺の守護神にあるのではない。

ということを理解しておく必要があります

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