2012年 世の中の動向
2012(平成24)年 壬辰・世の中の動向
冬至は新しい年の始まりです。
2011年12月22日冬至に至りて、壬辰の気が動き始めました。
壬(みずのえ)は陽の習得の本能を表す気です。
辰(たつ)は集まる気です。
壬辰は河口の意味があり、世界の河口、港、海沿いの町、河口の町とリンクする記号の象徴です。
2012年壬辰の年は、古い知恵、習得の気が集まるという意味があり、過去の思想、理念の集大成としての気が注目される年です。
壬と癸が重なると雨降って氾濫しますので、3月癸卯月は水害に注意です。
辰には消費の意味があり、消費、食料が一か所に集まり、その流通が話題となります。
壬辰が象徴とする2012年の動きは、壬水は集団が持つ想念、思考とリンクする。
人類が持つ思想、想念が表に現れる。
辰は水の気が集まる場所で、自然界に置き換えると水田に集められた水である。
辰は養う意味があり、育てる、無限の可能性に向けて育てる、という意味がある。
壬辰の干支は、水田近くの貯水池の水である。
溢れる程の深い理念、思想、人類の考え方が、壬辰の天庫星で、墓に入るという気の動きが現れます。
人々が持つ思想理念が行きつくところに納まる動きと、過去の古い知恵が表に現れるという動きです。
育てるという意味では、過去の古い考え方を育てる、発掘する、という意味になり、過去の古い考え方を世に打ち出す人が注目される年となります。
壬は北方、辰は東南を表します。
年の前半は、北方の国、海に囲まれた国が世界の話題となります。
年の後半は、大陸の東南の国、河口、港街が世界の話題となります。
壬は海でもあり、海の汚染、河川の汚染も話題になる年です。
前半は流通、水害、海、河口の問題。
後半は消費、消化と民衆の体制に対する反発。それを飲み込んで抑えようとする体制の動き。
日本国は、諸外国の波乱、動乱の影響を受けて不安定です。
日本の平和状態に不安定要素がもたらされ、経済も不安定です。
海外のライバル国からの圧力も強い動きです。
海外との利権争いが生じた場合、相手国と争うより、相手国に利権の多くを譲り、そのなかで日本が要として和を保つ動きをするならば、結果的に、日本にメリットがあります。
しかし、その場合、一般論としてマスコミや国民は、自国の損として批判することになります。
日本国を導こうとする意識の国民は、生活の安定を保ち、企業は発展します。
財界は海外進出をしようとしますが、今年は日本国に運が味方しないので、2012年に海外に工場等を移転した企業は、長続きしないうえ、板挟みにあうような試練にあいます。
全体的に、日本は試練の運気です。
2012年は、日本にとって辛抱の年です。
日本に不利益がもたらされるとわかった場合、TTPに加入しない決断が必要です。
TTPの正式条約が2013年まで先延ばしされるなら、日本にとってマイナス要素が少なくなります。
2012年は、知恵深い考え方、集団が持つ思想の帰着点、有名人の妊娠、過去の知恵の発掘がテーマとなり、世の中の話題となる年です。
2012年壬辰の開運法は、個々の思想、考え方が集団に影響する動きです。
古い過去に学び、過去の思想理念を現実生活に生かそうとする時、見えない世界からの応援があります。
仏教思想、キリスト教思想、道教思想、儒教思想、イスラム思想、資本主義思想等、民主主義思想の終焉帰結か、再発見の年となるでしょう。