天地人三才
天地人三才の考え方
天の時、地の利、人の和
気、心、体
- 天の時は時代が味方する。世の中に必要とされる選択。運が良いなどです。
- 地の利は、地理風水をはじめとする人間の周囲に存在する環境です。
- 人の和は、人間関係の調和です。故に、人徳のある人は、人の和が出来上がっています。
天は宇宙に通じ、見えない世界に通じ、魂に通じる世界です。
東洋思想では、易経にせよ、算命学にせよ、天地人・3才の思想が原点にありますが、占いは地と人だけで成立します。
易をたてる時、最初の1本を抜いて、天、太極神に降りていただいて占うのが、易の天地人・3才の思想です。
しかし、そのような所作を抜いて成立する占いがコインによる占いや梅花心易です。
算命学でも、他の東洋占星術においても、天の太極の意思を仰ぐという思想は、術者の選択、器量に左右されるます。
太極を抜いた意思の下では、目の前の吉凶禍福を占えますが、太極の幸運を引き寄せることができません。
太極の天を意識するからこそ、天命を知る占いが成立するのであります。
天を意識しなければ、天命を知ることはできません。