本質に習熟して運命の本体を観るということについて
故・高尾宗家の著書
算命学心技篇・後 P.111より
『気学でも、推命学でも、バラバラに使ってはダメです。』
『どの占いでもいいですから、一つのものに習熟してからやればいいのです。』
『本質の幹さえ捉えれば、枝葉は自然に出てくるものです。』
高尾宗家は算命学以外の運命学、占術は、決して否定されていませんでした。
占い師は、自分の占いのみが最高であるという慢心にならないよう注意しなくてはなりません。
自分以外の占いや運命学を否定する愚かさを!
本質に習熟し、そのうえで他の運命学も肯定する謙虚さが備わる人は、普段の日常生活でも謙虚な人が多いものです。
本質に習熟すると、運命の本体が達観して見えてくるものです。