守護神

算命学では守護神の占いを活用することで、開運、才能の発見、宿命稼働法、開運の時期を見出すことができます。

守護神の種類は以下の通りです。

  • 調候の守護神
  • 格の守護神
  • 破格の守護神
  • 調和の守護神

調候の守護神

守護神のなかで重要な判断となるのが調候の守護神です。

調候の守護神は、四柱推命では調候用神といいます。

以下に、20代の頃に手書きで作った調候用神表(季節の守護神)をアップしました。

一番上の行が月支(生まれ月)です。左から

寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥、子、丑

寅(2月)、卯(3月)、辰(4月)、巳(5月)、午(6月)、未(7月)、申(8月)、酉(9月)、戌(10月)、亥(11月)、子(12月)、丑(1月)です。

左の立てのラインは生まれた日の日干です。

甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸

縦横交錯している蘭にあるのが調候の守護神です。

大きく書かれているのが第一守護神です。

調候の守護神

 

調候(季節)の守護神・忌神法

季節の守護神は生まれ月と日干(魂)から表出されます。

季節が持つ冬の寒気、春の湿気、夏の熱気、秋の乾燥した気のなかで、日干の魂がどのような五行があればバランスが取れるかを宿命の中から見出します。

季節の守護神が宿命にあれば、心のバランスが取れる人であり、世の中で注目されやすくなります。

注目されるということは、悪いことをしたらすぐ見つかる人ということになります。

世の中のために生きる人ほど、世の中で注目されます。

平和な時代、先進国家、世の中が必要としている分野で才能を発揮します。

季節の守護神がなければ、心にブレーキがかけられない人で、一旦走り出すと、人の忠告に関係なく自分の道を突き進みます。

自分の宿命が持つ役目の世界に向かうと、迷うことなく突き進むことができ、成功することができます。

人が注目していない分野で才能を発揮することができます。

ただし、苦労試練を通過します。

季節の守護神を剋す五行が、基本的に忌神(例外もあります)となります。

忌神は試練、苦労をともなうことで才能を発揮するようになります。

すべての日干についていえることですが、土用(丑、辰、未、戌)月生まれは、土が固くなると気の動きが鈍くなります。

甲木は調和の守護神として必要です。

甲木の守護神

甲木は自然界に置き換えると樹木を象徴とします。

樹木の役目は、まず、樹木自身が大きく育つことで、枝葉が茂り木陰を作って憩いの場所を作ることです。

次に木の実を実らせることです。秋には枯葉を落とし堆肥となって肥沃な土壌を生み出します。

甲木にとって必要なことは、甲木を上手に育てることです。

そこで、甲木が大木になるためには、まず、枝払いしながら育てることであります。

枝払いの役目を果たすのが、斧の象徴、庚金であります。

庚金は切れる刃物であることが必要であります。

そこで、切れる刃物にするために、焼きを入れてあげることであります。

その役目をはたすのが丁火であります。

そして、甲木は植物ですので、太陽と雨が必要です。

太陽と水は丙火と癸水です。

これらを、宿命の中でバランス良く保つことで、甲木は立派に育っていきます。

甲木は樹木です。

春や夏に生まれたら水と火が必要です。

そのうえで枝払いの庚金が必要です。

春から夏にかけて樹木は枝葉に栄養が集まっています。

根には栄養がありません。

そのため水で栄養をつけます。

樹木の生長に太陽の光、火性は欠かせません。

秋から冬に生まれると、火性と金性が必要です。

養分は根に集まっています。

故に欲しいのは太陽の光です。

そのうえで枝払いとしての庚金が必要です。

樹木の甲木にとって必要なのは丁火の火性は何よりありがたいです。

日干 甲木 : 守護神は左から第一、第二、第三守護神の順番です。
  • 寅月生まれ : 守護神は 丙火 癸水
  • 卯月生まれ : 守護神は 庚金 己土 丁火
  • 辰月生まれ : 守護神は 庚金 丁火 (壬水) 甲木
  • 巳月生まれ : 守護神は 癸水 丁火 庚金
  • 午月生まれ : 守護神は 癸水 庚金 丁火
  • 未月生まれ : 守護神は 庚金 丁火 癸水
  • 申月生まれ : 守護神は 丁火 庚金
  • 酉月生まれ : 守護神は 丁火 庚金 丙火
  • 戌月生まれ : 守護神は 丁火 癸水 庚金
  • 亥月生まれ : 守護神は 丁火 庚金 戊土
  • 子月生まれ : 守護神は 丁火 庚金 丙火
  • 丑月生まれ : 守護神は 丁火 庚金
日干 甲木 : 忌神
  • 寅月生まれ : 忌神は 金性(庚金 辛金)
  • 卯月生まれ : 忌神は 木性(甲木 乙木)
  • 辰月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土)
  • 巳月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土)
  • 午月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土)
  • 未月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土)
  • 申月生まれ : 忌神は 水性(壬水 癸水)
  • 酉月生まれ : 忌神は 水性(壬水 癸水)
  • 戌月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土)
  • 亥月生まれ : 忌神は 水性(壬水 癸水)
  • 子月生まれ : 忌神は 水性(壬水 癸水)
  • 丑月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土) 水性(壬水 癸水)

乙木の守護神

乙気は自然界に置き換えると、草木、草花、野菜を象徴とします。

草花や野菜に必要な自然界の気は、太陽と多すぎない雨であります。

宿命に丙火と癸水がバランス良く存在すると、この世での役目が発揮しやすい人生となります。

乙木は草花です。

丙火の太陽があれば花が咲きます。

癸水があれば生命力が持続します。

丁火があれば温室の花ですので、蘭の花など、特定の場所で咲く花です。

地支に木性の気(寅、卯、辰、未、亥)があれば多年草です。

後世に伝わる生き方となります。

地支の火性(寅、巳、午、未、戌)は穀物、野菜です。

火性が宿命にないと雑草か、薬草です。

特殊な分野で役目を発揮します。

宿命に丙、丁があれば精神的分野で才能を発揮し、なければ現実的分野で才能を発揮します。

乙木は草花やつる草などの樹木に対して草木です。

乙木は金性は基本必要としません。

しかし、木性多過になると辛金で刈り取る必要があります。

この場合の辛金は調和の守護神となります。

穀物、草花などが乙木ですので、長く成長して実りをつけるには太陽の光と雨露の雨です。

火と水が守護神です。

春は火と水です。

夏は火性が強いので水と水源の金です。

そのうえで火性の光を求めます。

秋は寒気が強まってきますので基本火性を取り、その後、水性が守護神となります。

冬は寒気が強いので火性を求めます。水気が強すぎる時、土が調和の守護神です。

日干 乙木 : 守護神は左から第一、第二、第三守護神の順番です。
  • 寅月生まれ : 守護神は 丙火 癸水
  • 卯月生まれ : 守護神は 丙火 癸水
  • 辰月生まれ : 守護神は 癸水 丙火
  • 巳月生まれ : 守護神は 癸水 丙火 辛金
  • 午月生まれ : 守護神は 癸水 丙火 辛金
  • 未月生まれ : 守護神は 癸水 丙火
  • 申月生まれ : 守護神は 丙火 癸水 己土
  • 酉月生まれ : 守護神は 癸水 丙火
  • 戌月生まれ : 守護神は 癸水 丙火
  • 亥月生まれ : 守護神は 丙火 戊土
  • 子月生まれ : 守護神は 丙火 戊土
  • 丑月生まれ : 守護神は 丙火 甲木
日干 乙木 : 忌神
  • 寅月生まれ : 忌神は 金性(庚金 辛金)
  • 卯月生まれ : 忌神は 金性(庚金 辛金)
  • 辰月生まれ : 忌神は 金性(庚金 辛金) 土性(戊土 己土)
  • 巳月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土)
  • 午月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土)
  • 未月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土)
  • 申月生まれ : 忌神は 金性(庚金 辛金)
  • 酉月生まれ : 忌神は 金性(庚金 辛金)
  • 戌月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土)
  • 亥月生まれ : 忌神は 水性(壬水 癸水) 金性(庚金 辛金)
  • 子月生まれ : 忌神は 水性(壬水 癸水) 金性(庚金 辛金)
  • 丑月生まれ : 忌神は 水性(壬水 癸水) 金性(庚金 辛金)

丙火の守護神

丙火を自然界に置き換えると太陽を象徴とします。

丙火を五陽皆陽といい、もっとも陽の気が強い星です。

日干丙火は、絶えることなく湧いてくるエネルギーを、魂の内に秘めているとなります。

太陽は海の壬水をみてもっともその気を長く保ち、美しく反射することができます。

ですから、丙火は非常に強い気であるとともに、長く輝き続けさせるために、壬水の海の象徴を必要とします。

壬水があれば、強すぎる丙火のエネルギーを抑えることもできます。

そして、海の水が枯渇することなくきれいであるために、水源の庚金を必要とします。

丙火は、壬水と庚金をバランスよく持つと運勢が活性化されます丙火が癸水を見ると、強い火を抑えることはできますが、癸水は雨雲となって、太陽は雲に隠れ、輝くことはできなくなります。

丙火は太陽です。

反射させることで増幅し、その役目を発揮します。

春から夏にかけては水が重要です。

秋から冬にかけては太陽の力が弱くなっています。

木性で木生火と太陽に力をつけてあげます。

木性は午前中ですので、午前中の太陽は冬でも力強く感じます。

それでも弱い場合は「丁火」で火性の内面を強めてあげます。

  • 日干 丙火 : 守護神は左から第一、第二、第三守護神の順番です。
  • 寅月生まれ : 壬水 庚金
  • 卯月生まれ : 壬水 庚金
  • 辰月生まれ : 壬水 甲木 庚金
  • 巳月生まれ : 壬水 庚金
  • 午月生まれ : 壬水 庚金
  • 未月生まれ : 壬水 庚金
  • 申月生まれ : 壬水 甲木
  • 酉月生まれ : 壬水 甲木
  • 戌月生まれ : 甲木 壬水
  • 亥月生まれ : 甲木 壬水 戊土
  • 子月生まれ : 甲木 壬水 戊土
  • 丑月生まれ : 壬水 甲木
日干 丙火 : 忌神
  • 寅月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土)
  • 卯月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土)
  • 辰月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土)
  • 巳月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土) 火性(丙火 丁火)
  • 午月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土) 火性(丙火 丁火)
  • 未月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土) 火性(丙火 丁火)
  • 申月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土) 金性(庚金 辛金)
  • 酉月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土) 金性(庚金 辛金)
  • 戌月生まれ : 忌神は 土性(戊土 己土) 金性(庚金 辛金)
  • 亥月生まれ : 忌神は 金性(庚金 辛金)
  • 子月生まれ : 忌神は 金性(庚金 辛金)
  • 丑月生まれ : 忌神は 金性(庚金 辛金)

丁火の守護神

丁火は灯火(ともしび)、蝋燭(ろうそく)の火を象徴とします。

よって、丁火にとってもっとも必要な存在は蝋燭の火源であるロウであります。

十干に置き換えると甲木であります。自然界では丁火は松明(たいまつ)の火です。

松明が燃えつづけるには、薪を樹木のあるところから伐採してくる必要があります。

その役目をなすのが、斧である庚金であります。

丁火は、甲木と庚金がバランスよくあることが、宿命を生かせる道であります。

丁火にとってもっともいやな存在が雨であります。

よほど強い松明でないと、雨で消えるか、水が水蒸気爆発してしまいます。

その場合、戊土、己土で癸水を抑える必要があります。

丁火は焚き火とするか星とするかの違いです。

身強は焚き火として役目を発揮します。

身弱は星として役目を発揮します。

身弱が世の中で力強く生きようとすると滅火となり運命の寿命が短くなります。

基本「丁火」は木性によって火性が燃え続けることができます。

持続力が生まれます。

木性の無い丁火は運気の持続力に限界が生まれます。

春は木性と金性です。

木性の火源と金性で木性を刈り取ることで、火源を強めます。

夏は燃えすぎると火事になりますので、水性と金性です。

そのうえで火源の木性を求めます。

秋から冬にかけては火源の木性と、木性を刈り取る金性です。

弱すぎる丁火には火性も必要です。

丁火:守護神 : 守護神は左から第一、第二、第三守護神の順番です。
  • 寅月生まれ : 守護神は 庚金 甲木
  • 卯月生まれ : 守護神は 庚金 甲木
  • 辰月生まれ : 守護神は 甲木 庚金
  • 巳月生まれ : 守護神は 壬水 庚金 甲木
  • 午月生まれ : 守護神は 壬水 庚金 甲木
  • 未月生まれ : 守護神は 甲木 庚金 壬水
  • 申月生まれ : 守護神は 甲木 庚金 丙火
  • 酉月生まれ : 守護神は 甲木 庚金 丙火
  • 戌月生まれ : 守護神は 甲木 庚金
  • 亥月生まれ : 守護神は 甲木 庚金
  • 子月生まれ : 守護神は 甲木 庚金
  • 丑月生まれ : 守護神は 甲木 庚金
丁火:忌神
  • 寅月生まれ : 忌神は 水性(壬水 癸水)
  • 卯月生まれ : 忌神は 水性(壬水 癸水)
  • 辰月生まれ : 忌神は 水性(壬水 癸水) 土性(戊土 己土)
  • 巳月生まれ : 忌神は 火性(丙火 丁火) 土性(戊土 己土)
  • 午月生まれ : 忌神は 火性(丙火 丁火) 土性(戊土 己土)
  • 未月生まれ : 忌神は 火性(丙火 丁火) 土性(戊土 己土)
  • 申月生まれ : 忌神は 水性(壬水 癸水)
  • 酉月生まれ : 忌神は 水性(壬水 癸水)
  • 戌月生まれ : 忌神は 水性(壬水 癸水) 土性(戊土 己土)
  • 亥月生まれ : 忌神は 水性(壬水 癸水)
  • 子月生まれ : 忌神は 水性(壬水 癸水)
  • 丑月生まれ : 忌神は 水性(壬水 癸水)

戊土の守護神

台地は太陽の運行に従って気の盛衰があるため、土性は火母に従うといいます。

土性は火母に従い、土(季節の終わり、丑、辰、未、戌)に寄旺するのであり、土性である本人は中央にあって自分の旺地がありません。

そして、土性に乗っているものの盛衰が、そのまま土性の盛衰となります。

土性が豊かになるには、その上に育つものが豊かになることによって決まり、土性にとって、木性がどれだけ立派に育つかによって、土性の盛衰が決まります。

よって、土性は、甲木と丙火と慈潤の用としての癸水の三つをバランスよく保つことが必要であります。

戊土は山岳です。

山の価値はそこに育つ植物で価値が決まります。

故に木性が欠かせません。

木性が育つためには、火性と水性が必要です。

これらの3つが揃うと世の中で必要な存在となります。

春の山は平地より寒気が強く残っています。

先に火性を求めます。

次に木性です。

火性と木性が揃えば、水で山に潤いを与えます。

夏の山は先ず雨の水を求めます。

水の潤いが潤沢であれば木性を求めます。

火性も木性の成長にはありがたいですが、夏の太陽は水が枯れる必要があります。

地支に水源があることは隠れた運の支えです。

秋は寒気が強まってきますので、先に太陽の暖かさを求めます。

太陽があれば水性で山に潤いを求めます。

水火がそろうと、木性があると、四季の紅葉によって美しさが現れます。

冬は寒気が強く火性を欠かすことができません。

そのうえで樹木の木性を求めます。

弱い山は雪崩に弱くなります。

土性も補佐として必要です。

日干 戊土 : 守護神は左から第一、第二、第三守護神の順番です。
  • 寅月生まれ : 丙火 甲木 癸水
  • 卯月生まれ : 丙火 甲木 癸水
  • 辰月生まれ : 甲木 癸水 丙火
  • 巳月生まれ : 癸水 甲木 丙火
  • 午月生まれ : 壬水 甲木 丙火
  • 未月生まれ : 癸水 甲木 丙火
  • 申月生まれ : 丙火 癸水 甲木
  • 酉月生まれ : 丙火 癸水
  • 戌月生まれ : 甲木 癸水 丙火
  • 亥月生まれ : 丙火 甲木
  • 子月生まれ : 丙火 甲木
  • 丑月生まれ : 丙火 甲木
日干 戊土 : 忌神
  • 寅月生まれ : 金性(庚金 辛金)
  • 卯月生まれ : 金性(庚金 辛金)
  • 辰月生まれ : 土性(戊土 己土) 金性(庚金 辛金)
  • 巳月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 午月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 未月生まれ : 土性(戊土 己土) 金性(庚金 辛金)
  • 申月生まれ : 金性(庚金 辛金)
  • 酉月生まれ : 金性(庚金 辛金)
  • 戌月生まれ : 土性(戊土 己土) 金性(庚金 辛金)
  • 亥月生まれ : 水性(壬水 癸水) 金性(庚金 辛金)
  • 子月生まれ : 水性(壬水 癸水) 金性(庚金 辛金)
  • 丑月生まれ : 水性(壬水 癸水) 土性(戊土 己土)

己土の守護神

戊土は頑固な山岳の土で水気を求めるのに対し、己土は優しい田園の土で人柄は大らかで物事を受け入れる体質をもっています。

己土は田園、畑、田んぼの土を象徴としています。

田園の価値は、そこに、いかに多くの穀物が育ったかにあります。

穀物は植物ですので、甲木、乙木であります。

次に、田園に必要なものは、太陽と水であります。

太陽は丙火、水は雨が良いので癸水がバランす良くあると価値ある田園となるのであります。

さらに、田園が肥沃な土壌となるためには、枯葉があるとやがて堆肥となるのでありがたい存在であります。

枯葉は樹木によりますので樹木の象徴、甲木がそれになります。

己土も戊土と同じように、その上に育つものによって価値が決まります。

甲木があると防風林と秋の枯葉による腐葉土ができ、肥沃な田園、畑となります。

その甲木が上手に育つ太陽と水が守護神です。

土性は木性があることによって価値が現れます。

春は木性と火性です。

そのうえで水によって木性に栄養を与えます。

夏は乾燥しますので先ず水を求めます。

弱い水には水源の金性を求め、強い水には太陽の光です。

己土の田園は、夏でも太陽がないと穀物は成長できません。

秋は寒気が強まって来るので、先に、太陽の光を求め、次に大地に潤いを与える水です。

冬は太陽で温め、太陽は弱いので木性で太陽を強めます。

水の氾濫を恐れ戊土は調和の守護神としての備えです。

日干 己土 : 守護神は左から第一、第二、第三守護神の順番です。
  • 寅月生まれ : 丙火 戊土 甲木
  • 卯月生まれ : 甲木 丙火 癸水
  • 辰月生まれ : 丙火 癸水 甲木
  • 巳月生まれ : 癸水 丙火 辛金
  • 午月生まれ : 壬水 丙火 辛金
  • 未月生まれ : 癸水 丙火
  • 申月生まれ : 丙火 癸水
  • 酉月生まれ : 丙火 癸水
  • 戌月生まれ : 甲木 丙火 癸水
  • 亥月生まれ : 丙火 甲木 戊土
  • 子月生まれ : 丙火 甲木 戊土
  • 丑月生まれ : 丙火 甲木
日干 己土 : 忌神
  • 寅月生まれ : 金性(庚金 辛金)
  • 卯月生まれ : 金性(庚金 辛金)
  • 辰月生まれ : 土性(戊土 己土) 金性(庚金 辛金)
  • 巳月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 午月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 未月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 申月生まれ : 金性(庚金 辛金)
  • 酉月生まれ : 金性(庚金 辛金)
  • 戌月生まれ : 土性(戊土 己土) 金性(庚金 辛金)
  • 亥月生まれ : 水性(壬水 癸水) 金性(庚金 辛金)
  • 子月生まれ : 水性(壬水 癸水) 金性(庚金 辛金)
  • 丑月生まれ : 土性(戊土 己土) 水性(壬水 癸水)

庚金の守護神

庚金は鉱物、鉱石です。

その鋼(はがね)は加工されることによって役目を発揮できるようになります。

その加工の方法は人工の火である丁火によります。

庚金にとって丁火があると、金は溶かされて加工することができます。

次に、丁火の燃料、火源である甲木を必要とします。

鋼は火性で加工されると鋳型にいれます。

鋳型の役目をするのが戊土の役目です。

そして、型が出来上がるとしっかり固めなくてはいけません。

熱くなった鋼を鋳型に入れて形が出来上がって固めるには、一気に冷やす方法を使います。

その役目をするのが水の用の壬水です。

通常、陽干は陽干で制することを喜びとします。

すなわち甲木は庚金で制し、丙火は壬水で制し、戊土は甲木で制し、壬水は戊土でダムを作ります。

庚金だけがその性質が異なるため、丁火で制することを喜びとします。

庚金は頑金ですから太陽の火では鍛錬(たんれん)することができません。

金性は火性があると溶け、金性があると強くなります。

土性があると後から掘り出せる金性で、粘りが生まれます。

多すぎる土性は埋金といい土に埋もれ、才能に埋もれた運勢となります。

庚金は刀剣、必要な金属となるために火性で溶かす必要があります。

火性があると葛藤、試行錯誤の後、決断できる行動力が備わるようになります。

春は脆く弱く冷たい鉱石です。

火性の暖と、後からで掘り出せる土性か、多くの金性となる必要を求めます。

先ず、火性です。そのうえで土性または金性です。木性が溶かす火性の持続力を与えます。

夏は火性が強すぎるため、金性は溶けたままです。

水で冷やします。水を先にとり、金性で、水源と弱い金性の量を増やします。

秋は金性が強くなりますので火性で鍛えます。

火性は弱いので木性で強めます。

冬は金性は冷えて凍ってしまいますので、火性が欠かせません。

弱い金性は土性、金性を求めます。水が多すぎると土性で水を抑えます。

日干 庚金 : 守護神は左から第一、第二、第三守護神の順番です。
  • 寅月生まれ : 丙火 戊土
  • 卯月生まれ : 守護神は 丁火 甲木 庚金
  • 辰月生まれ : 甲木 丁火
  • 巳月生まれ : 壬水 丙火
  • 午月生まれ : 壬水 辛金
  • 未月生まれ : 丁火 甲木
  • 申月生まれ : 丁火 甲木
  • 酉月生まれ : 丁火 甲木 丙火
  • 戌月生まれ : 甲木 壬水
  • 亥月生まれ : 丁火 甲木 丙火
  • 子月生まれ : 丁火 甲木 丙火
  • 丑月生まれ : 丙火 丁火 甲木
日干 庚金 : 忌神
  • 寅月生まれ : 水性(壬水 癸水)
  • 卯月生まれ : 忌神は 水性(壬水 癸水)
  • 辰月生まれ : 土性(戊土 己土) 水性(壬水 癸水)
  • 巳月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 午月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 未月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 申月生まれ : 水性(壬水 癸水)
  • 酉月生まれ : 水性(壬水 癸水)
  • 戌月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 亥月生まれ : 水性(壬水 癸水)
  • 子月生まれ : 水性(壬水 癸水)
  • 丑月生まれ : 水性(壬水 癸水)

辛金の守護神

辛金は畏敬の念をおこす役目と、水源としての役目があります。

辛金にとって磨かれることは吉ですが、鍛えられることは凶となります。

畏敬の念を魂の感覚に置きかえると他と違う特別意識という感覚です。

庚金と辛金の性質は全く異なります。庚金は強く荒々しい頑金であり、辛金は柔弱で軽くて清い金銀珠玉と見ます。

故に辛金は火を嫌い壬水の淘洗(とうせん)を欲します。

宝石は水で洗うことによって磨かれるのです。

大河の水で洗う。

辛金全体に言えることでありますが、辛金は流れる水で洗ってその輝きを増すことになります。

従って、壬水と出会うと貴を取るという内容になります。

庚金を暖めるためには、丙丁火を必要としました。

しかし、辛金を暖めるためには土が暖まっていれば金は自然と暖まります。

辛金は土が多くあると土に埋まってしまいます。

これを埋金といい、木性で木剋土と除去してあげなくてはなりません。

その役目をするのが甲木です。

水の太過、命中に壬水、癸水が多く有って病となる場合に限り、戊土、己土で以ってその水を制する薬として使います。

辛金は宝石です。

宝石は流れの速い水で磨きます。

壬水によって光を放ちます。

壬水は水流があるとさらに磨きがかかります。

水に流れを作り出すのは上流を現す水源の金性です。

辛金は水と金性があると光り輝くようになります。

春は水を求めます。

雪解け水の3月から土によって水が濁る可能性があります。

甲木は土による濁りを抑える調和の守護神です。

脆く弱い金性ですので、金性も補佐です。

夏は溶けそうな宝石です。

冷やすことと磨きをかける水性を必要とします。

そのうえで水源と宝石のもろさを抑える金性が必要です。

秋はしっかりした宝石ですので、水で磨き、濁りを抑える木性が必要となります。

冬は辛金は冷え切ってしまいます。

太陽で温め、水で磨きます。強すぎる水は土性で抑えます。

弱い金性ですので、他に金性もありがたいです。

日干 辛金 : 守護神は左から第一、第二、第三守護神の順番です。
  • 寅月生まれ : 己土 壬水
  • 卯月生まれ : 壬水 甲木
  • 辰月生まれ : 壬水 甲木
  • 巳月生まれ : 壬水 癸水 庚金
  • 午月生まれ : 壬水 己土 癸水
  • 未月生まれ : 壬水 庚金 甲木
  • 申月生まれ : 壬水 甲木
  • 酉月生まれ : 壬水 甲木
  • 戌月生まれ : 壬水 甲木
  • 亥月生まれ : 壬水 丙火
  • 子月生まれ : 丙火 壬水
  • 丑月生まれ : 丙火 壬水
日干 辛金 : 忌神
  • 寅月生まれ : 火性(丙火 丁火)
  • 卯月生まれ : 土性(戊土 己土) 火性(丙火 丁火)
  • 辰月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 巳月生まれ : 火性(丙火 丁火)
  • 午月生まれ : 火性(丙火 丁火)
  • 未月生まれ : 土性(戊土 己土) 火性(丙火 丁火)
  • 申月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 酉月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 戌月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 亥月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 子月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 丑月生まれ : 土性(戊土 己土)

壬水の守護神

壬水は陽の水で大海、大湖、大河、そこから流通するもの、集まってきた水という意味があります。

大海の水ですので、淀むことなく流通することで生命を育む水となります。

生命を育み、命有るものを潤すことで大海の価値が決まります。

そのためには、きれいな水で流通させることが必要です。

きれいな水となるためには水源が必要で、金生水となる庚金がその役目をはたします。

流通させるには水の流れていく先が必要で、水生木となる甲木がその役目を果たします。

凍りついたら丙火の太陽を求め、あふれ出る水は堤防の決壊を招きますので、戊土で堤防の役目とします。

枯渇しそうになった湖の場合は雨を呼ぶ癸水がその役目を果たします。

壬水は流動するとき川となります。

流動するとは水源の金性があることです。

木性があると川の周りに植物が育ち、生き物が育ちます。

都市ができ人が集まります。

水源と木性があれば都市、人の集まるところで才能を発揮する人です。

春は流れゆく木性があるので金性が必要です。

ただし、2月3月は雪解けの雪崩を恐れます。

戊土が欠かせません。

夏は水が枯れます。

水量が増えることを求めます。そ

のうえで水が枯れず腐らないように水源を求めます。

秋で8月は特別です。

台風後の溢れた川の流れです。

水源が強すぎるので戊土で堤防を築きます。

9月からは水源が弱くなるので、人が集まる木性を求めます。

冬は荒れた海です。戊土の堤防と穏やかになる太陽を求めます。

日干 壬水 : 守護神は左から第一、第二、第三守護神の順番です。
  • 寅月生まれ : 庚金 戊土 丙火
  • 卯月生まれ : 戊土 辛金
  • 辰月生まれ : 甲木 庚金
  • 巳月生まれ : 壬水 庚金
  • 午月生まれ : 癸水 庚金
  • 未月生まれ : 辛金 甲木 癸水
  • 申月生まれ : 戊土 丁火
  • 酉月生まれ : 甲木 辛金
  • 戌月生まれ : 甲木 丁火
  • 亥月生まれ : 戊土 丙火
  • 子月生まれ : 戊土 丙火
  • 丑月生まれ : 丙火 甲木
日干 壬水 : 忌神
  • 寅月生まれ : 木性(甲木 乙木)
  • 卯月生まれ : 木性(甲木 乙木)
  • 辰月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 巳月生まれ : 土性(戊土 己土) 火性(丙火 丁火)
  • 午月生まれ : 土性(戊土 己土) 火性(丙火 丁火)
  • 未月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 申月生まれ : 水性(壬水 癸水)
  • 酉月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 戌月生まれ : 金性(庚金 辛金) 土性(己土)
  • 亥月生まれ : 水性(壬水 癸水)
  • 子月生まれ : 水性(壬水 癸水)
  • 丑月生まれ : 水性(壬水 癸水)

癸水の守護神

癸水は陰の水で雨露の水といいます。

霧、雲、雨、清流、小川、不純物を含まない天然の水の象徴が癸水です。

よって、濁ることをもっとも嫌い、土性によって濁りやすくなります。

水源によって水は清まり、庚金、辛金は浄化の役目をします。

木性があると植物が育ち、水が流通します。

癸水は蒸発しやすい水です。

清い水を保つために金性の水源を必要とし、水を有効活用するために木性を必要とします。

冬には癸水は凍ってしまいます。

太陽の暖が必要です。

夏には水が枯れます。

水源が何より必要です。

土用の月は水が大地に染み込み、その存在が隠れます。

木性によって吸い上げる必要があります。

癸水は清らかな水で、植物を育てる水、すべての存在に潤いを与える役目です。

水源で清らかな水となり、木性で植物を育て、人の生長を促す存在となります。

春は木性の育てるものはありますので、水源を求めます。

夏は水は蒸発しそうです。水源と水の2つが必要です。

秋は水源がありますので、流れ行く先の木性です。

水は冷えてきますので、木性があれば火性で温めます。

木性は水と火性で成長を促します。

冬は霙(みぞれ)、雪です。

暖を求め火性を求めます。

しかし、少しの水源によって冬の清らかな水となります。

日干 癸水 : 守護神は左から第一、第二、第三守護神の順番です。
  • 寅月生まれ : 辛金 丙火
  • 卯月生まれ : 庚金 辛金
  • 辰月生まれ : 丙火 辛金 甲木
  • 巳月生まれ : 辛金 壬水
  • 午月生まれ : 辛金 壬水
  • 未月生まれ : 辛金 壬水
  • 申月生まれ : 丁火 甲木
  • 酉月生まれ : 辛金 丙火
  • 戌月生まれ : 辛金 甲木
  • 亥月生まれ : 庚金 丙火
  • 子月生まれ : 丙火 辛金
  • 丑月生まれ : 丙火 甲木 丁火
日干 癸水 : 忌神
  • 寅月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 卯月生まれ : 火性(丙火 丁火) 土性(戊土 己土)
  • 辰月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 巳月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 午月生まれ : 火性(丙火 丁火) 土性(戊土 己土)
  • 未月生まれ : 火性(丙火 丁火) 土性(戊土 己土)
  • 申月生まれ : 水性(壬水 癸水)
  • 酉月生まれ : 土性(戊土 己土)
  • 戌月生まれ : 土性(戊土 己土) 火性(丙火 丁火)
  • 亥月生まれ : 水性(壬水 癸水)
  • 子月生まれ : 水性(壬水 癸水)
  • 丑月生まれ : 水性(壬水 癸水)

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