調和の守護神選定
日干から月支(生まれ月)を見て表出される守護神が調候の守護神です。
月支は家系を表し、魂が家系の中で恩徳を受けているかどうかを判別します。
宿命の五行において
- 1個しかない五行は、個性、長所、短所、特徴、際立つ現象が現れます。
- 2個ある五行は、安定していると現象が現れます。あるいは、その五行に対して安定が崩れない選択をします。
- 3個以上ある五行を、多過と言います。多すぎる五行はこだわる現象が現れます。
調候の守護神が、宿命で3個(地支は本元の五行)あれば、調候の守護神多過と言い、宿命の忌神となります。
この場合、調候の守護神を剋す五行が調和の守護神となります。
調和の守護神は、宿命を稼働させる五行です。
通常、調候の守護神を剋す五行は、調候の忌神となる可能性が高いです。
よって、守護神多過の調和の守護神が、調候の忌神となる場合があります。
調候の忌神は、魂が嫌がる現象です。つまり、苦労、試練をともなって開運するのが、調候の忌神です。
命式によっては、宿命が調候の守護神に囲まれる命式があります。
たとえば、戊は、甲、癸、丁を喜びとします。
戊 丙 癸
寅 辰 卯
上記命式は守護神多過にならない、守護神に囲まれた命式です。運格が高く、世の中の必要な存在となります。
本人は、「人生は努力である。」と言います。
このような命式の人は、努力するほど、努力が結果に結びつき、報われる人生となります。
次の例題
乙 丙 乙
巳 子 巳
丙は調候の守護神多過で、子の癸水は、調候の忌神、調和の守護神です。
この命式が開運するには、癸の苦労、試練(調候の忌神)を通過しなくてはなりません。
この命式は、霊能者の江原啓之氏です。調和の守護神、調候の忌神の子水は、青年期の滝行をしたことに現れています。
宿命で、調候の守護神が透干する人は、平和な時代、平和な家系に生まれる程稼働します。
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